こんにちは！
田中美帆（＠tanaka__miho）です。

みなさんは「障がい」や「車椅子」と聞いてどんなイメージが湧きますか？
自分ごとに感じる方と、全く別世界のことに感じる方とがいると思います。

実際、私も長女haruが病気を持って生まれてきてから自分ごとになりましたから。「よくわからない」と思う方の気持ちもわかります。

「障がいの可能性がある」と先生に言われた瞬間から私の中で「障がい」がリアルなものになりました。道を歩けば支援学校のバスが目に止まるようになったり。

私たちが思っている以上に、病気や障がいと向き合いながら生きている方（家族含め）はたくさんいます。本当にたくさん。

そして、その方たちは前を向きながらどうすればより快適に暮らせるか、幸せに暮らせるかを日々模索しながら進んでいます。

快適に、幸せに暮らせるために行動し、形をつくっている企業さんもたくさんいます。

今日は、そんな方の想いがオシャレな形となって世の中に登場したので紹介します！

ユナイテッド・アローズの”041（オーフォアワン）”とは？

社会課題に取り組むチームであるソーシャルウィノベターズ（日本テレビ、電通、一般社団法人ジャパンギビングに所属する社会起業家で構成）と協業し、プロジェクト「041」（オーフォアワン）のファッション分野で障害者や高齢者が便利に着られる服の新レーベル「ユナイテッドクリエーションズ041 with ユナイテッドアローズLTD.」を立ち上げた。

日本の人口の3分の1を占める障害者や高齢者が困っている服の悩み（着脱性、サイズ、冷え、素材、フォルム、デザイン）を解決し、便利に楽しく着てもらえる服を展開する。

引用：http://shogyokai.jp/articles/-/617

そう。
ハンデがあっても着心地とオシャレ両方を叶えられる服を作ろう！というプロジェクトなのです。

知ったきっかけは、真心ちゃんの母、加藤さくらさん。

加藤さくらさんは、このプロジェクトに関わっています。

真心ちゃんは、福山型先天性筋ジストロフィーという病気で、筋力が弱くよだれが出てしまいスタイ（よだれ掛け）が手放せない。そこで一般的なスタイよりも丈が長く、インナーの上に重ねて着ればチュニックをレイヤードしたように見えるエプロンドレスを開発されました。

これが、めっちゃかわいいの。

普通の洋服としてもとてもかわいいので、
「車椅子の人専用」とか思わずに、「誰でも着られる服」って思ってもらえたら嬉しい。

長女のゆとりちゃんも似合ってる！

さくらさんと出会ったのは、haruがお空に戻ってすぐでしたが、さくらさんのパワフルさと豪快な笑顔に勇気付けられました。
健常者と障がい者の垣根を超えて、バリアフリーな世の中にしたいとずっと活動されています。

本気でやってる人だから、私も本気で応援してる。

０４１は、とにかくサイトを見てみてください！
とてもオシャレで見やすいサイト。

ヒトとモノとウツワ～ユナイテッド・アローズが大切にしていること～

販売サイト：０４１　ひとりを起点に新しいファッションを作る

必要とされている方に届きますように！！

ＭＩＥ的まとめ

ちょっと話はそれるけど、haruが入院中、先生に「退院後も酸素チューブが必要になるかもしれません」って言われた時、「え？みんなに見られるやん・・・」って思った自分がいました。haruがそう見られたらかわいそう=私もそういう目で見られるって思ってた。

ネットで「酸素チューブ　オシャレ」とか調べたけど全然欲しかった情報は出てきませんでした。

同じように「●●　オシャレ」って検索している方、多いと思うんです。酸素チューブもそうだけど、「どこからどう見てもそれ」である必要はないんですよ。機能さえしっかりしていれば、見た目はオシャレな方がいいやん。

車椅子の方の服だって、「いわゆる車椅子用のズボン」である必要は全くない。もっと選択肢があっていい。

このアローズの041プロジェクトは、まだ始まったばかりで知らない方もいるかもしれない。

だからこそ、みんなで広めて、必要としている方へこの情報が届いてほしいです！